1年前とまた同じ！？

　入学式のシーズン真っ只中の先週は入園・入学に喜ぶファミリーの入店があり幸せそうな光景を垣間見れました。振り返れば昨年は、入学式等中止が相次ぎ、学校もオンライン授業で、学生が全て自宅待機となり世の中どうなるのだろうという不安な空気の中、我々飲食業会も店内飲食は危険とテイクアウトの嵐になり、なりふり構わず弁当などを売る飲食関係業者が多数いました。当時の私たちは、命を最優先し苦渋の決断ながら、5/13まで35日間の休業を決断した事を昨日のことのように覚えております。

　現在、昨年とは比べ物にならないくらいの感染者数と死亡者数が発表されているにも関わらず、イベントはあちらこちらで開催され、旅行を促すようなCM・PRも行なわれています。飲食店のみの時短要請や規制はきつくなる一方ですが、これでは、蔓延防止等重点措置も、人流を止めるまでには至らず、あまりにも無意味な状況です。

政府の思惑と国民感情の温度差が広がるばかりで、何が正しいのか分かりませんが、フェリーチェカルネでは、感染対策を万全にしてお客様が安心をしてお食事を出来る環境を提供することが一番重要と考えました。そこで、アクリル板も全席に設置し、CO2センサーも設置致しました。CO2センサーを設置してみるとお客様がほぼ満席状態になっても770ppmしか示さず、（1000ppm以上で換気が必要な数値）店内換気が行き届いているのを感覚ではなく、数字で可視化出来るので、改めて安心しました。

兵庫県でも、これ以上感染者が増えないことを祈りつつ、お客様がいつ来られても美味しい洋食で楽しい時間が過ごせる様に、準備しておきます。もちろんテイクアウトも充実しておりますのでこちらのご利用もよろしくお願い致します。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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