世界一の牛肉、神戸牛サーロインステーキに感動!
梅雨本番という空模様ですが、皆様は気持ち沈んでいませんか?
6月は1年で唯一祝日が一日もない月です。有給休暇の取得やいつも以上に自分を労って、一番大変な月を乗り切って下さいね。何より今月は、フェリーチェカルネ3周年ということで月初からいろんな企画を進めています。いろんなお客様が”しあわせのお肉”で笑顔になってくれていることがとても嬉しい限りです。ただ3周年特別企画としてメインを飾っている神戸牛サーロインステーキ120gが、セット税込み価格¥8800と少し価格帯が高い為か、皆さん躊躇するようでなかなか注文が入らないなと思っていたのですが、遂に、6/19(日)の父の日にご注文をお受けする事が出来ました。世界一の味をご堪能して頂き、最高に幸せな夜をお過ごし頂きました。
この機会に神戸牛を少し理解いただけるように下記にウンチクを載せておきますので、ご一読頂ければ幸いです。
《「神戸牛」という牛はいない!》
実は神戸牛という名前で呼ばれる牛はいないことをご存知でしょうか。
神戸牛という牛肉ができるまでについてご説明します。
「神戸牛」は「但馬牛」から厳選された牛肉
神戸牛とは「但馬牛(たじまうし)」という牛の中から厳選された牛肉のこと。
その審査をされるのは但馬牛が枝肉(頭・内臓・尾・手足の先端を取り去った肉)になってからで、市場でセリに出される前に行われる審査で厳しい審査基準を満たしたもののみが神戸牛として認定されます。
枝肉になってから審査するため、神戸牛の中で肉質が悪いものはなく、最高級のもののみと言えるのです。
《但馬牛が神戸牛になるまで》
兵庫県内にある指定生産者の繁殖農家で生まれた但馬牛の子牛は、牛の戸籍簿に登録されて個体識別番号を耳に装着し、生後9ヶ月まで繁殖農家の手で育てられます。
繁殖農家から子牛家畜市場に出品され、指定生産者である肥育農家が買い取りし、28ヶ月以上手間ひまかけて大切に育てられ、兵庫県内の食肉センターでと畜。その後、検査に合格した牛は枝肉市場で「兵庫県産但馬牛」として売買されますが、その中で以下の条件すべてに該当するものだけが「神戸牛」となるのです。
非常に条件が厳しく、最高級とされる牛肉であることも納得できますね。
《海外でも大人気の神戸牛》
神戸牛は海外でも最高級の牛肉として扱われており、「KOBE BEEF」はブランドとなっています。
オバマ元大統領が来日時に神戸牛を所望した話や、昨年この世を去ったNBAロサンゼルス・レイカーズのスター選手、コービー・ブライアントの名前の由来は、父親が神戸牛の美味しさに感動して「KOBE→コービー」と名付けたというのは有名な話です。
また、ヨーロッパでは神戸牛の美味しさが広まったことから、「KOBE」を騙ったニセモノの牛肉まで流通しているのだとか。
《神戸牛の味の特徴》
神戸牛はなぜ国内外の人を感動させるほどの美味しさなのでしょうか。
神戸牛の味の特徴についてご説明します。
《神戸牛はどんな味?》
神戸牛の余韻を感じられるほどの甘みと香り、口溶けの良さは感動を覚えるほど。神戸牛の脂肪融点は14℃とも言われており、口の中の温度で容易に脂が溶け出します。
よくテレビなどで「口の中でお肉が溶けた!」と表現されることがありますが、神戸牛の霜降りはまさにその状態です。
では、なぜ神戸牛は脂肪融点が低く、口に入れると溶けるのでしょうか。
《神戸牛の美味しさの秘密は「MUFA」》
神戸牛は「MUFA(オレイン酸を含む一価不飽和脂肪酸)」の割合が高いため、脂肪の風味・舌触り・口溶けがいいことが科学的にも証明されています。
MUFAの融点は13℃であるため、MUFAの割合が高いほど口の中で脂肪が溶けやすいということです。
また、2020年4月から兵庫県と神戸肉流通推進協議会が県内の神戸・加古川・姫路の食肉卸売市場で、神戸牛・但馬牛に含まれているMUFAの割合を測定したものをモニターに表示させ、買付業者が情報を見てから買い付けを行えるようになりました。
市場でMUFAの数値を表示するのは全国で初となります。
最後まで読んで頂けた方は、きっと本物の神戸牛を食べたくなったのではないでしょうか?
価値を理解頂き、とてもリーズナブルな価格でお出し出来る3周年特別企画実施中に、是非ともお召し上がりください。すでに今週末にご予約頂いてる分を除けばあとわずかとなります。
その他自慢のお肉料理も御座いますので、三宮にお越しの際は、フェリーチェカルネへ是非お立ち寄りください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
店 主
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